上級秘書士

良きパートナーとして多彩な業務で上司をサポート。

上級秘書士 仕事内容は、補佐する上司によっても異なるが、一般的には、次の9つの業務になる。(1)スケジュール管理、(2)客の接遇、(3)文書作成と書類のファイリング、(4)事務機器の運用と管理、(5)上司の仕事の下準備と事後処理、(6)社内外の連絡・調整、(7)出張・交際などの手続きと費用の精算、(8)備品の購入、オフィス管理、(9)情報収集と整理など。

上級秘書士のやりがい

どんな職場でも、秘書がサポートするのはトップクラスの人々です。社長や重役なども多く、経営の最前線に接します。緊張感や責任感とともに、高い意識を持って働けることに、やりがいを感じるようです。そして日々の仕事の中で、上司から「ありがとう」という言葉をもらった時に、達成感や満足感が得られます。また、仕事を通して事務処理能力、マナー、コミュニケーション能力が上がっていく実感が得られるのも、やりがいにつながっているようです。

上級秘書士の就職先・働く場所

秘書の働く場所は一般企業、病院や法律事務所などです。一般企業では社長や重役など経営陣のサポートをします。病院では院長、法律事務所では事務所トップについて、業務のサポートをします。どの職場でも上司が本業に専念できるようにサポートするのが仕事です。一般企業では分野を限定せずに幅広い業務をこなし、病院や法律事務所ではその分野のスペシャリストとしての働きが求められる傾向にあります。

  • 保険会社
  • 法律関連事務所
  • 不動産会社
  • ハウスメーカー
  • 調査会社
  • 設計事務所
  • 新聞社
  • 人材派遣会社
  • 情報通信会社
  • 商社・貿易会社
  • 証券会社
  • 出版社
  • コンサルティング会社
  • 広告代理店
  • 銀行
  • 家電メーカー
  • 会計士・税理士事務所
  • OA販売会社
  • 一般企業

上級秘書士の将来の展望

あらゆる企業や団体の活動、事業運営には、秘書は必要です。企業や団体のトップたちが本業に専念できるようにサポートをする秘書の仕事も、なくなることはないでしょう。仕事内容では、上司に言われたことをこなすだけではなく、上司と同じ目線で働くことが求められるようになっていくものと考えられています。経営陣のパートナーとして欠かせない存在となれば、秘書の重要性は、将来的には今以上に高くなっていくと予想されます。また、新たな産業が興れば、秘書の活躍の舞台は増えていくと考えられています。

上級秘書士になるには

秘書になるには、一般企業、病院や各種法律事務所などに就職することから始まります。採用試験受験にはある程度の学歴が必要になることがほとんどなので、大学・短大卒業や専門学校卒業が望まれます。一般企業であれば、秘書志望者に出身学部・学科が厳密に問われることはほぼありません。在学中に、秘書技能検定の1級(必要な試験・資格詳細参照)を取得しておくと、就職試験の際に有利になるケースがあるかもしれません。

出典元:スタディサプリ進路

デジタルパンフレット

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